飲食店の省人化が激しいけれど…「ごちそうさま」の挨拶ぐらいは交わしたい
先週、7歳と3歳の娘がいるという男性がXに投稿した、うどんチェーン店でのエピソードがバズっていた。食器の返却口で次女と一緒に「ごちそうさまでした」と言ったが、店員は洗い物に夢中で気づかず。そのまま出ようとしたが……。
〈手を引く僕を振り切って次女が「ごちそーさまでちたーー!!!」(中略)中の人が気づいて返事があるまで決して諦めなくて熱かった〉
店員が気づいて「ありがとうございました」と言ってくれて、次女もニコニコで手を振って一緒に帰ったそうだが、このポストに対する反応はさまざまだ。
次女を褒めるコメントがある一方で、〈いい話だけど、店員忙しいのに返事もらいたいがために何回も言うのは迷惑だと思うな〉なんて冷ややかな声も少なくない。
ある飲食チェーン店の30代店長は「もちろん挨拶は基本中の基本ですけど」とこう明かす。
「この人手不足。忙しすぎて〈ありがとうございました〉と送り出せないこともありますが、いきなり〈店員の態度がなっていない〉とブチ切れる中高年もいたりします。高級店並みのサービスを求められても……」