盛山文科相「不信任案」は否決へ…旧統一教会問題から逃げる岸田自民は今後も“針のムシロ”
立憲民主党が19日に提出した盛山文科相に対する不信任決議案は、20日の衆院本会議で自民、公明などの反対多数で否決される見通し。しかし、岸田内閣にとって旧統一教会(世界平和統一家庭連合)との癒着問題が、これで終わるのかというとむしろ逆だろう。
不信任案提出で19日午後と20日午前の衆院予算委員会は飛んだ。予算案審議の日程を窮屈にして政府・与党を追い込み、裏金議員を政治倫理審査会に引っ張り出そうという立憲側のもくろみではあるが、教団との関係性から「教育行政をつかさどる者としての適格性に欠ける」という提案理由には誰もが納得する。
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■「踏み絵」で逃げる自民を浮き彫り
世論は裏金事件に対する岸田自民のいい加減な対応への不満が頂点に達している。毎度の「数の力」で盛山大臣の不信任案を否決しても、国民の理解を得られるわけがない。