維新の凋落がいよいよ始まった! 初の現職市長「大惨敗」…牙城の大阪でも絶望的“地盤沈下”
維新は先月28日の大阪府議補選(河内長野市)でも新人候補が敗北。同市は吉村の出身地だが、その強みを生かせないまま6月の市長選では候補を擁立できずに「不戦敗」。藤田幹事長の地元・衆院大阪12区(大東、寝屋川、四條畷)の市長選も軒並み、維新候補が負けている。そして箕面市長選の惨敗だ。
■自民党新総裁が分かれ目
9月の自民党総裁選直後の「早期解散論」がくすぶる中、問題は維新の失速が総選挙にも波及するのかどうか。在阪ジャーナリスト・吉富有治氏がこう言う。
「確かに箕面市長選の結果から維新の凋落ぶりが見て取れますが、さらに失速するかどうかは、自民党の総裁選の結果によるでしょう。国民人気の高い新総裁なら総選挙で自民圧勝の可能性があり、維新は議席を伸ばしにくい。万博・カジノの行方、兵庫県の斎藤知事の扱いをどうするかも一朝一夕には解決できない。ここからが維新凋落の分かれ目です」
いよいよ「終わりの始まり」である。
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一時の勢いはどこへやら。維新は大阪・箕面市長選以外でも負けが続いている。 ●関連記事『【もっと読む】維新の“オワコン化”は決定的!吉村府知事と藤田幹事長のお膝元首長選で連敗街道ヒタ走りでは詳報している。