立憲・野田代表の言葉の使い方が、あたしの愛する昭和だわ。
『天下のざる法です。天ざると呼んでいます』(野田佳彦・衆議院議員・立憲民主党代表)
この昭和的ギャグセンス、嫌いじゃないわ。好きだわ。ここによく入れ込みましたな。
あ、どこで野田さんがそれをいったのかというと、10月7日の衆議院本会議で。
自民党の国会議員、80人も手を染めていた裏金問題。税金をきちんと納めているあたしたち一般国民にとってはドン引き案件であった。が、自民党は悪いと感じているのかね?
冒頭の発言の前に、野田さんはこういった。
「6月には政治資金規正法改正、最後は自民党と公明党だけで成立しました。私はこのやり方はおかしいと思っています。普通の法案と違います。政治資金規正法や公職選挙法は、戦う相手とのルールの確認がなくてはいけない。中身もスカスカです」
そして、冒頭の発言だ。
よしっ、決まったぜ!
そもそも野田さんは、4月の裏金議員に対する処分が甘々なのではないかと述べた。処罰対象を500万円以上と勝手に決め、重たい処分は5人だけで、43人は処分なし。一番多かった処分は、17人の『戒告』だ。