著者のコラム一覧
金子勝淑徳大客員教授

1952年6月、東京都生まれ。東京大学経済学部卒業、東京大学大学院経済学研究科博士課程修了。法政大学経済学部教授、慶應義塾大学経済学部教授などを経て現職。慶応義塾大学名誉教授。文化放送「大竹まことゴールデンラジオ」などにレギュラー出演中。近著「平成経済 衰退の本質」など著書多数。新聞、雑誌、ネットメディアにも多数寄稿している。

「増税」のそぶりなし…沈黙する財務省の狙いは「インフレ課税路線」だ

公開日: 更新日:
増税なんかしなくてもインフレにすれば財政収支は改善(C)日刊ゲンダイ

 トランプ米大統領の関税の方針がぶれるたびに金融市場が振り回されている。

 深刻なのはトランプが自動車関税を課せば「自動車一本足打法」の日本は、たちまち貿易赤字が拡大してしまうことだ。円や株が急激に売られたり、長期金利が上がったりと、日本経済の弱さが直接金融市場に悪影響を与… 

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