J浦和の無観客試合 ゴール後の選手パフォーマンスは?
ゴールした直後が見ものだ。Jリーグの浦和は17日、サポーターの差別的な横断幕への処分で無観客試合となる23日の清水戦は、会場となる埼玉スタジアム公園内の観客の立ち入りや応援も禁止すると発表した。
立ち入り禁止時間は試合が始まる3時間前の正午から午後7時まで。観客の来場禁止に伴い、周辺の警備を強化するという。
すでに浦和選手も厳罰に納得しているものの、熱狂的な浦和サポーターのことだ。「どこかに集結して応援の声を上げるかもしれない」と心配するスタジアム周辺の住民もいる。
それにしてもJリーグ初の観客なしの試合とはどんなものになるのだろうか。
気になるのは得点後のシーンだ。いつもならゴールした選手はサポーターに向けて派手なパフォーマンスを行うが、静まり返ったスタジアムで大声を上げて喜びを表現してもしらけるだけ。そもそも観客がひとりもいないとなれば、はしゃぐ気も起きないのではないか。
当日、テレビ中継はある。選手たちはカメラの向こう側にいるサポーターに向かって何かしらの動きを見せるかも知れないが、いずれにしても、選手たちのモチベーションは上がらない。
「JAPANESE ONLY」のおかげで「PLAYERS ONLY」になってしまった今回の一件。罪のない清水の選手やサポーターにとってはホントに迷惑な話である。