J浦和の無観客試合 ゴール後の選手パフォーマンスは?

公開日: 更新日:

 ゴールした直後が見ものだ。Jリーグの浦和は17日、サポーターの差別的な横断幕への処分で無観客試合となる23日の清水戦は、会場となる埼玉スタジアム公園内の観客の立ち入りや応援も禁止すると発表した。

 立ち入り禁止時間は試合が始まる3時間前の正午から午後7時まで。観客の来場禁止に伴い、周辺の警備を強化するという。

 すでに浦和選手も厳罰に納得しているものの、熱狂的な浦和サポーターのことだ。「どこかに集結して応援の声を上げるかもしれない」と心配するスタジアム周辺の住民もいる。

 それにしてもJリーグ初の観客なしの試合とはどんなものになるのだろうか。
 気になるのは得点後のシーンだ。いつもならゴールした選手はサポーターに向けて派手なパフォーマンスを行うが、静まり返ったスタジアムで大声を上げて喜びを表現してもしらけるだけ。そもそも観客がひとりもいないとなれば、はしゃぐ気も起きないのではないか。

 当日、テレビ中継はある。選手たちはカメラの向こう側にいるサポーターに向かって何かしらの動きを見せるかも知れないが、いずれにしても、選手たちのモチベーションは上がらない。

「JAPANESE ONLY」のおかげで「PLAYERS ONLY」になってしまった今回の一件。罪のない清水の選手やサポーターにとってはホントに迷惑な話である。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  2. 2

    野呂佳代が出るドラマに《ハズレなし》?「エンジェルフライト」古沢良太脚本は“家康”より“アネゴ”がハマる

  3. 3

    岡田有希子さん衝撃の死から38年…所属事務所社長が語っていた「日記風ノートに刻まれた真相」

  4. 4

    「アンメット」のせいで医療ドラマを見る目が厳しい? 二宮和也「ブラックペアン2」も《期待外れ》の声が…

  5. 5

    ロッテ佐々木朗希にまさかの「重症説」…抹消から1カ月音沙汰ナシで飛び交うさまざまな声

  1. 6

    【特別対談】南野陽子×松尾潔(3)亡き岡田有希子との思い出、「秋からも、そばにいて」制作秘話

  2. 7

    「鬼」と化しも憎まれない 村井美樹の生真面目なひたむきさ

  3. 8

    悠仁さまの筑波大付属高での成績は? 進学塾に寄せられた情報を総合すると…

  4. 9

    竹内涼真の“元カノ”が本格復帰 2人をつなぐ大物Pの存在が

  5. 10

    松本若菜「西園寺さん」既視感満載でも好評なワケ “フジ月9”目黒蓮と松村北斗《旧ジャニがパパ役》対決の行方