錦織圭を輩出 盛田正明氏が私財投じ財団を立ち上げた深層
国内テニスの強化と普及は日本テニス協会の2本柱だった。しかし、今回のウィンブルドンにおける日本選手の活躍は、文科省傘下のテニス協会ではなく、盛田正明という一私人が私財を投じて立ち上げた財団の成果だった。どうしてこのような経緯をたどることになったのか。なぜ錦織、西岡に続き、若い望月慎太郎が世界の舞台で躍動することができるのか。次回からは、MMTFの成り立ちと運営の仕組みを紹介し、今後の可能性と課題に迫る。