著者のコラム一覧
六川亨サッカージャーナリスト

1957年、東京都板橋区出まれ。法政大卒。月刊サッカーダイジェストの記者を振り出しに隔週、週刊サッカーダイジェストの編集長を歴任。01年にサカダイを離れ、CALCIO2002の編集長を兼務しながら浦和レッズマガジンなど数誌を創刊。W杯、EURO、南米選手権、五輪などを精力的に取材。10年3月にフリーのサッカージャーナリストに。携帯サイト「超ワールドサッカー」でメルマガやコラムを長年執筆。主な著書に「Jリーグ・レジェンド」シリーズ、「Jリーグ・スーパーゴールズ」、「サッカー戦術ルネッサンス」、「ストライカー特別講座」(東邦出版)など。

ドイツでは囲みも禁止 7月再開Jリーグの取材体制どうなる

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 つまり残り33節、神奈川県と大阪府のダービー以外の対戦は各クラブが自治体の許可を得なければならず、その数はルヴァン杯を含めるとさらに増える。全日程が再編されたとしても、おそらくすべてを発表するのではなく、五月雨式に“小出しにしながら”発表されるのではないだろうか?

 というのも、東京都はステップ1からステップ3まで、休業要請の段階的な緩和を発表したからだ。

■週2日の激しい消耗戦を強いられる選手たち

 ステップ1では「観客席は使用停止」となっているが、ステップ2に移行すれば「観客席部分使用可能」となり、ステップ3に進めば「入場制限などを前提に再開」となっている。新型コロナウイルスの第2波も警戒しつつ、天候不順による延期など<予備日>も設けて慎重に対処していくのではないだろうか? いずれにしても水曜と土・日曜の週2試合というハードスケジュールは変わらない。レフェリーも体力的な消耗の激しいことが予想される。

 プロ野球と同様にJリーグも当面は無観客試合で実施する。すでに韓国のKリーグとドイツのブンデスリーガは無観客試合で実施した。

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