元サッカー日本代表・大野俊三さん 第2の人生は波乱万丈
「準備不足と経営の甘さ。二足のワラジなんて、そうそうできないですよ」
借金返済のため就職したのが板金工事会社だった。
「屋根の修理、波板をはる板金工です。住金時代に溶接とか溶断の資格をとってたのがラッキーでした。でも真夏の屋根修理なんて、体感温度が40度超えですからフライパンの上で仕事してるようなもの。毎日フラフラでしたよ(笑い)」
そして、再転職先が鹿島ハイツスポーツプラザ。
「隣接地に約25ヘクタールのフラワーパークやホテルを持つリゾートエリアを建設中ですし、さらに23ヘクタールのリゾート開発構想も進行中です。新型コロナなんかに負けてはいられません」
鹿嶋市内に奥さまと2人の子ども夫婦、孫2人の8人暮らしだ。
(取材・文=高鍬真之)