横浜FC松井大輔ベトナムVリーグへ 仏での経験が移籍後押し
ベトナムのVリーグ1部のサイゴンFCへの移籍が決まった元日本代表MF松井大輔(39)が、4日のオンライン記者会見で「トップ下や(攻撃的な)前の方でプレーできれば楽しいかな、と思います。(技術重視の)自分らしさを思い出したい」とリラックスした雰囲気で話した。
今回の移籍話は「3週間ほど前にエージェント経由ではなく、ダイレクトに横浜FCのフロントに入ってきた」(マスコミ関係者)という。
2011年に創設された新興クラブのサイゴンFCは16年に1部に昇格し、南部のホーチミン市を本拠地としてスタジアム、クラブハウスなど環境整備にも積極的な投資を行っている。東南アジアの人気クラブに成長することを目標に掲げ、欧州での実績があってW杯で結果を残した<知名度の高い>日本人選手獲得に乗り出した。
そこで04年のフランス1部ルマンを皮切りにロシア、ブルガリア、ポーランドで計8クラブを渡り歩いた松井に白羽の矢が立った格好だ。松井以外の<元代表級>日本人選手との移籍交渉を進めているとの情報もある。