著者のコラム一覧
元川悦子サッカージャーナリスト

1967年7月14日生まれ。長野県松本市出身。業界紙、夕刊紙を経て94年にフリーランス。著作に「U―22」「黄金世代―99年ワールドユース準優勝と日本サッカーの10年 (SJ sports)」「「いじらない」育て方~親とコーチが語る遠藤保仁」「僕らがサッカーボーイズだった頃2 プロサッカー選手のジュニア時代」など。

「常に10番を背負う男」MF三好康児に求められる役割と結果

公開日: 更新日:

三好康児(MF/アントワープ=ベルギー・24歳)

 東京五輪の金メダル獲得に向け、チーム完成段階に入ったU-24(24歳以下)日本代表。26日と29日の強豪・Uー24アルゼンチン戦は、その重要な試金石となる。横内昭展監督は久保建英(ヘタフェ)、三笘薫(川崎)とともに三好康児(アントワープ)を2列目に並べ、貪欲に勝ちに行く構えだ。

 三好と言えば、2019年コパアメリカ(南米選手権)のウルグアイ戦(ポルトアレグレ)で2ゴールという鮮烈な印象を残している。その再現を示し、エースの座に上り詰められるのか。期待は高まるばかりである。

「コパにA代表として出場して気付いたのは、自信を持って試合に挑むことの大切さ。ただ、普段のリーグはコパの戦いとは違った難しさがあるので、頭を切り替えてやらないといけない。自分がどうすれば、よりいいパフォーマンスを出せるか。それを考えながらやっていきたいです」

 横浜Mに所属していた19年夏、神妙な面持ちでこう語っていた三好も26日、24歳になった。

 この2年間はベルギー移籍、コロナによるリーグ打ち切り、欧州リーグ(EL)初参戦、欧州組のみの日本代表参戦などさまざまな出来事があった。特に大きかったのが昨年12月の監督交代と今年1月のコロナ感染だ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    遠山景織子の結婚で思い出される“息子の父”山本淳一の存在 アイドルに未練タラタラも、哀しすぎる現在地

  2. 2

    桜井ユキ「しあわせは食べて寝て待て」《麦巻さん》《鈴さん》に次ぐ愛されキャラは44歳朝ドラ女優の《青葉さん》

  3. 3

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  4. 4

    元横綱白鵬「相撲協会退職報道」で露呈したスカスカの人望…現状は《同じ一門からもかばう声なし》

  5. 5

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  1. 6

    西内まりや→引退、永野芽郁→映画公開…「ニコラ」出身女優2人についた“不条理な格差”

  2. 7

    永野芽郁“二股不倫”疑惑でCM動画削除が加速…聞こえてきたスポンサー関係者の冷静すぎる「本音」

  3. 8

    佐々木朗希が患う「インピンジメント症候群」とは? 専門家は手術の可能性にまで言及

  4. 9

    綾瀬はるかは棚ぼた? 永野芽郁“失脚”でCM美女たちのポスト女王争奪戦が勃発

  5. 10

    江藤拓“年貢大臣”の永田町の評判はパワハラ気質の「困った人」…農水官僚に「このバカヤロー」と八つ当たり