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宮崎紘一ゴルフジャーナリスト

渋野日向子「富士通レディース」逆転Vの目を潰した責任は誰にあるのか

公開日: 更新日:

 ゴルフファンを愚弄する茶番劇が行われた。

 10月中旬の女子ツアー「富士通レディース」(千葉・東急セブンハンドレッドC)である。

 そもそも3日間大会だが、最終日が降雨によるコースコンディション不良のため中止。36ホールの短縮競技になった。そのため第2ラウンドが終わって首位で並んだ古江彩佳勝みなみとの3ホールのプレーオフが行われた。

 古江が勝ったが、日本女子プロゴルフ協会のツアー規定では、最終日が中止になり首位が複数の場合はプレーオフが行われると決められている。

 1988年以降、5度目だ。だが本来のプレーオフは72ホール、あるいは54ホールの規定ホール数を完遂し、それでも決着がつかなかった時に行われるものである。

 この大会の2週前に行われた日本女子オープン(栃木・烏山城CC)は第2ラウンドが悪コンディションで中止になり、最終ラウンドは月曜に順延。72ホールを消化して、勝が初の国内メジャータイトルを手にした。

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