著者のコラム一覧
元川悦子サッカージャーナリスト

1967年7月14日生まれ。長野県松本市出身。業界紙、夕刊紙を経て94年にフリーランス。著作に「U―22」「黄金世代―99年ワールドユース準優勝と日本サッカーの10年 (SJ sports)」「「いじらない」育て方~親とコーチが語る遠藤保仁」「僕らがサッカーボーイズだった頃2 プロサッカー選手のジュニア時代」など。

荒木遼太郎は久保建英に追い付け追い越せで一気にスターダムにのし上がってほしい

公開日: 更新日:

荒木遼太郎(鹿島/19歳)

「世界の選手とあんまり戦ったことがないけど、日本の選手よりスピードやフィジカルがある。そこに負けないフィジカルや体作りをして、アイディアを身に着けたい」

 1月17日から始動した日本代表合宿。初参戦した19歳の荒木遼太郎(鹿島)は2021年Jリーグベストヤングプレーヤー賞の肩書を引っ提げ、新風を吹かせる覚悟だ。2024年パリ五輪世代のエースと目される男は、東福岡高校の先輩・長友佑都(FC東京)のようにW杯の大舞台に立てるのか。期待は高まる一方だ。

 ◇  ◇  ◇

 29日に20歳の誕生日を迎える荒木は熊本県出身。ロアッソ熊本ジュニアユースから名門・東福岡へ進学。2020年に鹿島でプロキャリアをスタートさせた。当時のザーゴ監督に高く評価され、同年J1開幕の広島戦でリーグ戦デビュー。鹿島の高卒新人での開幕戦出場は、元日本代表DF内田篤人(JFAロールモデルコーチ)以来の快挙だった。

 そこからコンスタントに出場機会を重ね、ルーキーイヤーは26試合2得点。この実績が認められ、プロ2年目の昨季は柳沢敦(鹿島ユース監督)や興梠慎三(札幌)ら日本代表経験者が背負った背番号13を託された。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  2. 2

    野呂佳代が出るドラマに《ハズレなし》?「エンジェルフライト」古沢良太脚本は“家康”より“アネゴ”がハマる

  3. 3

    岡田有希子さん衝撃の死から38年…所属事務所社長が語っていた「日記風ノートに刻まれた真相」

  4. 4

    「アンメット」のせいで医療ドラマを見る目が厳しい? 二宮和也「ブラックペアン2」も《期待外れ》の声が…

  5. 5

    ロッテ佐々木朗希にまさかの「重症説」…抹消から1カ月音沙汰ナシで飛び交うさまざまな声

  1. 6

    【特別対談】南野陽子×松尾潔(3)亡き岡田有希子との思い出、「秋からも、そばにいて」制作秘話

  2. 7

    「鬼」と化しも憎まれない 村井美樹の生真面目なひたむきさ

  3. 8

    悠仁さまの筑波大付属高での成績は? 進学塾に寄せられた情報を総合すると…

  4. 9

    竹内涼真の“元カノ”が本格復帰 2人をつなぐ大物Pの存在が

  5. 10

    松本若菜「西園寺さん」既視感満載でも好評なワケ “フジ月9”目黒蓮と松村北斗《旧ジャニがパパ役》対決の行方