スペイン戦勝利に森保Jコメント 田中碧「次が歴史の始まり」、久保建英「代わると思わなかった」

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 スペインに歴史的勝利を挙げ、グループリーグE組を首位通過した日本は決勝トーナメントの1回戦(日本時間6日午前0時開始)でF組2位のクロアチアと対戦する。以下はスペイン戦後の監督、選手のコメント。

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■森保監督
(興奮冷めやらぬまま)苦しい展開だったが、選手たちが粘り強く自信を持って戦ってくれた。最後まで自分たちを信じ続けたことが結果につながった。できるだけ失点を抑えながら得点を狙っていった。前半から出た選手が非常につないでくれて、後半の勝利につながった。新たな景色はベスト8。ベスト8以上の新しい記録を作りたい。

■田中碧
 ドイツに勝ってコスタリカに負けて、(決勝トーナメントへ)行けないんじゃないかという雰囲気はあったが自分たちを信じてしっかり勝ててよかった。逆転できたのは実力があったからと思う。次が歴史の始まり。

■久保建英
 個人的にはあの前半のデキで僕が代わると思っていなかった。悔しい気持ちがある。正直、みんな見ていて僕のコンディションがいいなと思っていたと思う。0-1だったら決まっていた交代だったかもしれないし、結果を残せなかったのでこれ以上、とやかく言うつもりはない。

(スペイン、ドイツの)2チームに勝ってクロアチアに負けたらもったいない。あと1試合勝てば日本の歴史に名を刻める。歓喜の輪に揉まれるような選手になりたい。

■長友佑都
 アレ、言っていいですか? ブラボー! マジでブラボー、すごい。チームメート、監督、スタッフ、サポーターの皆さん、日本から応援してくださった皆さん、みんなブラボー。コスタリカに負けて厳しい3日間を過ごしたが、壁を乗り越えて、リバウンドメンタリティー見せて、強い気持ちで臨めたことが結果につながったと思う。

■三笘薫
(2点目を好アシストし)もう1ミリかかっていればと思ったし、入ったあとは脚が長くてよかったと思った。前半は0-1でも全然OKで、後半勝負と思っていた。ベスト8に行ければ歴史をつくれる。自分のスペースがあるところで、アシスト、チャンスメークできるところを見てもらいたい。勝てば(サッカー界の)今後が変わっていくと思う。

■吉田麻也
(涙をこらえながら)言葉になりません。だから代表はやめられない。最高でした。(試合開始から3バックに変更)昨夏の東京五輪で戦い、4バックでは難しいと思っていた。苦しい試合だったが、ドイツ戦のように我慢しての後半勝負と思っていた。うまくいってよかった。リードしてからはめちゃくちゃ時間が長く感じた。

 ◇  ◇  ◇

■スペイン ルイス・エンリケ監督
 ハーフタイムで「日本は失うものがない、攻めてくるから気をつけろ」と選手に伝えたが、うまくいかず2点もとられてしまった。全くもって満足していない。

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