茂怜羅オズ率いるビーチ日本代表は宿敵イランに惜敗…ワールドゲームズ2023出場権を逃す
ビーチサッカー日本代表が参戦した「第2回ANOCワールドビーチゲームズ バリ2023 アジア予選」(サウジアラビア・ジッダ)は3位に終わり、8月5~12日にインドネシア・バリで開催される本大会の出場権を逃してしまった。
東京ヴェルディBSの茂怜羅オズが監督兼選手を務める日本代表は準決勝から登場。準々決勝でタイを7-2で破ったイランと対戦した。3月のFIFAビーチサッカーW杯アジア予選(タイ)の決勝で0-6のスコアで煮え湯を飲まされた宿敵との一大決戦である。
しかもビーチゲームズのアジア出場枠は「2」。準決勝で敗退すれば、本大会への出場権を失うことを意味する。2019年W杯ベスト4、2021年W杯準優勝の日本代表は、同じアジアのイラン相手に2連敗は許されない。
大場崇晃(レ-ヴェ横浜)と赤熊卓弥(ラソアペーゴ北九州)のゴールで第1ピリオドを2-1とリードして終えた日本代表。第2ピリオドに2点を失って逆転を許したが、第3ピリオド序盤に赤熊が同点ゴール。しかし、残り3分でイランのベテラン選手モスレムにゴールを決められて万事休す。手痛い敗戦を喫し、ビーチゲームズ本大会の出場権を逃した。