茂怜羅オズ率いるビーチ日本代表は宿敵イランに惜敗…ワールドゲームズ2023出場権を逃す
それでも気を取り直して3位決定戦・サウジ戦に臨んだ日本代表は、第1ピリオドをオズ、松尾那緒弥(アヴェルダージ熊本)、見山龍之介(東京ヴェルディBS)のゴールでリード。第2ピリオドも攻撃の手を緩めずに大場と見山が加点。第3ピリオドで見山がハットトリックとなる自身3点目を叩き込み、6-3で逃げ切った。
決勝では、UAEが格上のイランを5-2で破って優勝した。
大会終了後、オズがイタリアリーグのビアレッジョに期限付き移籍。山内悠誠(東京ヴェルディBS)、松田康佑(レーヴェ横浜)、大場、赤熊がスペインリーグのチームなどに期限付き移籍。各選手は、所属クラブで「ヨーロッパウイナーズカップ」に参戦する。
またGK柴本慎也(東京ヴェルディBS)がブラジルのバスコ・ダ・ガマに期限付き移籍。6月18~25日にチリで開催される「ビーチサッカー南米クラブ選手権」に出場する。
オズは「外国人選手と(日常的に)プレーしたり、対戦することで学ぶことは多い。ヨーロッパウイナーズカップには、世界中から好プレーヤーが集まります。(各選手とも)1カ月半から2カ月くらいの期間ですが、日本代表選手のレベルアップにも繋がり、11月にUAE・ドバイで開催されるW杯への良い強化にもなります」と期待する。