北口榛花が世界陸上女子やり投げ逆転で金メダル! 日本人女子選手がマラソン以外で初頂点
世界陸上第7日(ブダペスト25日、日本時間26日)女子やり投げ決勝で北口榛花(25)が66メートル73をマークして、金メダルを獲得した。五輪を含め、日本女子選手がマラソン以外の陸上種目で頂点に立つのは初めて。
まさに大逆転劇だった。3回目の投てきで63メートルを投げ2位につけた北口。その後、記録が伸びず4位に後退。すべてをかけた最後の6回目の投てきでビッグスローを見せた。勢いをつけて助走から、絶叫とともに右腕を振りぬくとやりはグングン伸びて66メートル73。その時点でトップだったフルタド(コロンビア)の65メートル47を大きく上回った。
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今年7月に4年ぶりに日本記録を更新。今大会は世界ランク1位。優勝候補として注目を集め、プレッシャーがかかる中、見事、重圧をはね飛ばした。