パリ五輪代表主将 藤田譲瑠チマ(後編)「26年北中米W杯の時は欧州5大リーグでプレーを」

公開日: 更新日:

藤田譲瑠チマ(21歳・シントトロイデンMF)

 2024年はパリ五輪イヤー。U-23五輪日本代表は4月、アジア出場枠3を懸けてU-23アジア杯に臨む。主将の藤田は23年夏に欧州挑戦に踏み切ったが、今季前半戦は20試合・出場11試合(1月12日現在)にとどまった。それでもフィンク監督からは「元仏代表MFカンテ(前チェルシー、現アルイテハド)のようなボール奪取力の高い選手」と期待されて「ミニ・カンテ」と評されている。

「僕の理想像? カンテみたいにボールを取りたいし、ロドリゴ(マンチェスター・シティー)みたいにボールをさばきたい。平均値の高い選手になりたいと思います」

 ボディーバランスに優れて球際にも強いが、175センチと欧州では、やや小柄な部類に入る。

「ベルギーでプレーして思うのは、意外にこのサイズでも相手とうまく当たることができれば、当たり負けしないということ。大柄な選手からボールを奪うこともできる。予測の部分で常に相手を上回ってプレーできれば、このリーグでは負けることはない。小柄なカンテ(168センチ、68キロ)も英プレミアで活躍したわけですから、やれないとダメだと思います」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動