井上尚弥を襲った前代未聞の「2週間前の相手変更」…それでも「楽しみ、メリット」を強調する胸算用

公開日: 更新日:

 22日の会見では「スケジュール調整が狂ったけど、(延期で)長期間かけて体を仕上げるのがプラスというのがメリットとしてあった。調整の上ですごく参考になった」と話していた。

「井上は試合ができることに感謝している。次戦は日時こそ決まっていないが、ラスベガスでの試合が濃厚。それまでに試合をしておかないと調整や実戦感覚などにも影響が出る。今回は試合そのものが中止になりかねなかった。その意味で名乗りを上げてくれた金と、実績が乏しい金を挑戦者として各団体に認めさせた大橋ジムの大橋会長への感謝は大きいはずです」(前出の関係者)

 計量は井上、金ともに、スーパーバンタム級のリミットより100グラム軽い55.2キロでパス。ファンの間では「早いラウンドでKO勝利」が期待されているが、さて……。

  ◇  ◇  ◇

 日刊ゲンダイは以前、「怪物に出会った日 井上尚弥と闘うということ」(講談社)の著者・森合正範氏にインタビューを実施。森合氏は「記者として絶望感、敗北感を感じたのは初めて」と語っていた。いったいどういうことか。何があったのか。

●関連記事【もっと読む】…では、それらについて詳しく報じている。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    露木茂アナウンス部長は言い放った「ブスは採りません」…美人ばかり集めたフジテレビの盛者必衰

  2. 2

    フジテレビ労組80人から500人に爆増で労働環境改善なるか? 井上清華アナは23年10月に体調不良で7日連続欠席の激務

  3. 3

    日本相撲協会・八角理事長に聞く 貴景勝はなぜ横綱になれない? 貴乃花の元弟子だから?

  4. 4

    フジテレビにはびこる“不適切すぎる昭和体質”…他局の元TVマンも「お台場だけ時が止まっている」と厳しい指摘

  5. 5

    豊昇龍は横綱昇進確実、相撲協会も万々歳だが…"朝青龍の甥”に素行や品格、技術で不安はないか?

  1. 6

    フジテレビ日枝久相談役に「超老害」批判…局内部の者が見てきた数々のエピソード

  2. 7

    GACKTは“陰謀論匂わせ”の常習者…中居引退に「裏が…」、新型コロナを「世界的な仕掛け」と指摘

  3. 8

    フジテレビの“天皇”日枝久氏が雲隠れ…社内紛糾、迷走で「院政崩壊」へカウントダウン

  4. 9

    中居正広の女性トラブル問題で大揺れのフジテレビ…社員の悲痛な叫びに賛同が広がらないワケ

  5. 10

    GACKTや要潤も物申した! 中居正広の芸能界引退に広がる「陰謀論」のナゼ