渋野日向子は一時単独2位浮上も池ポチャで大転落…終わってみればやっぱり古江彩佳が最上位か
その悔しさは、日本勢4人目となる海外メジャー(エビアン選手権)制覇で晴らしたともいえるが、プロゴルファーなら、悔し涙を流した大会は忘れないし、ミスしたシーンや原因も覚えているもの。今年も優勝を狙える位置にいれば、勝ちを意識するのは当然だ。借りを返すには、その試合に勝たなければいけない。「悪い思い出」として残るだけだ。
この日の18番パー4の第2打はグリーンサイドのバンカーに入れてピンチを招いたが、2㍍のスライスラインを読んでカップイン。気分よくホールアウトした古江は中継局(WOWOW)のインタビューで「うまく耐えながらバーディーをとっていけた。しっかり明日も集中してプレーする」と言った。
3日目は雨予報も出ており、フェアウエーがソフトになれば飛距離の出ない小柄な選手は不利になるが、悪条件下でのスコアメイクこそ古江の真骨頂だ。今年は日本人最上位を取るか。