ジブリ鈴木敏夫氏 製作部門解体発言は「彼一流の“戦略”」か

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「製作部門を解体しようかと」

 スタジオジブリの代表取締役で映画プロデューサーの鈴木敏夫氏(65)が、3日放送の「情熱大陸」(TBS系)で放ったひと言が波紋を広げている。鈴木氏といえば、引退した宮崎駿監督と二人三脚でジブリを支えてきた“大番頭”だ。

 それに以前から、現在公開中の「思い出のマーニー」を最後にジブリは解散なんて噂がくすぶっていただけに、穏やかではない。

 ジブリは「アニメから撤退すると発言したわけではない。今後の対応は未定」(広報担当者)としているが、「鈴木プロデューサー一流の“戦略”じゃないか」という、うがった見方もある。

「前作の『かぐや姫の物語』の興行収入も、製作費の51億円に届かなかった。最新作の『思い出のマーニー』も先月19日に公開されてから、興収の伸びが思ったほどよくない。『マーニーが最後のジブリ作品かも』と思えば、観客だって劇場に足を運ぼうという気になるでしょう。鈴木氏の爆弾発言は集客効果を狙ったものではないか、と見る向きもあります」(映画会社関係者)

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