「レディス4」サブ司会 小林節子さんは長野県原村に定住決意
それにしても、だ。30人が寝泊まりできるスペースは、いささか広すぎるだろう。
「東京に戻っておいで、という友人もいました。でも、原村での生活は楽しく、友人もたくさんできました。あと、去年、近くにできた『蓼科笹類植物園・笹離宮』を運営されてる会社の会長さんからお声をかけていただき、“専務理事”の肩書でお手伝いさせていただくことになったの。そんなあれやこれやで定住を決意したんです。ただ、正直、やっぱりここは広すぎ、維持するのも大変。で、近所に友人から18坪の土地を借り、目下、ついのすみかを建築中です」
現在の住まいは売り出し中。「リングリンクホールを有効活用して下さる方にご購入いただければ」という。
話は前後するが、小林さんは68年に慶応義塾大学を卒業後、フジテレビに入社。同期に逸見政孝さん(故人)、松倉悦郎さんがいた。「当時の女子社員には25歳定年制があり」、定年後の契約アナ時代を含めて6年間のフジ勤務を経てフリーに。
「同じ服は二度と着られない。『レディス4』はギャラが全部飛ぶほど洋服代がかかる番組でした。それをこぼしたら、高崎さんが“ならば制服にしよう”とおっしゃった。それに対し、私は“着ている洋服も私という人間の情報。制服にするなら辞めます”と反対した。20年間の番組生活で唯一、高崎さんに抵抗した瞬間でした、フフフ」