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西野亮廣

1980年、兵庫県生まれ。99年、漫才コンビ「キングコング」を結成。近年は絵本作家としても活躍。「えんとつ町のプペル」は映画化され、2019年の公開予定。10月発売の新刊「革命のファンファーレ~現代のお金と広告~」は早くもベストセラーに。オンラインサロン「西野亮廣エンタメ研究所」運営。

「プレゼントは受け取るべき」という道徳観のギャップ

公開日: 更新日:

 こういう問題ってどこにでもあって、例えば、僕は阪神・淡路大震災の被災者で、ボランティアでも働いていたんですけど、送られてきて一番困ったのって「千羽鶴」なんですよ。全国から届く千羽鶴を退けないと、毛布だとか食事だとかを通すルートが確保できない。

 これって、東日本大震災のときも、熊本地震のときもあって、被災者の人は毎回、「千羽鶴いりません」って思うんです。でも、それを言うと全国から「生意気だぞ」とか「受け取れよ」とか「おまえたちのためだ」って声が上がるんです。

 でも、「いりません」っていうのは悲鳴で、「助けて!」って言っているわけです。千羽鶴が来るとスタッフは、自分の時間や手をこれを処理することに使わなければならなくなる。お腹すかしている人や凍えている人がいるのにです。実は焼却するのにもお金がかかったりする。でも、断るとすげえ叩かれるんです。僕はそういうことに対して、「知らねえよ」って言えるんですけど、ほとんどの人は黙って受け取るしかない。

 誕生日プレゼントとか、たくさんもらうと置き場に困るし、くれた友達が遊びに来たときに「あれ、ないじゃん」ってなっちゃうから捨てられない。どんどんどんどん部屋が狭くなるんです。

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