小さん、談志と深くつながっていたのは落語家としての財産

公開日: 更新日:

 先代小さんの衰えていく姿を近くで見られたことは、落語家としてはよかったと言う。

「師匠はよく『生涯現役』と言ってました。だから、高座に上がり続けた。時には噺が堂々巡りになったりしたこともありました。でも、そういう老いる姿をお客さまにさらし、僕らにも見せて、生涯現役を通した。最後まで手本になってくれたのだと思います」

 花緑にとって手本になる落語家がもう1人いた。

「はい、談志師匠です。喉頭がんになって、満足に声が出ない状態でも高座に上がり続けた。ご当人は『ドキュメントだ』と言ってましたが、小さんと同じように生涯現役を通した師匠です」


 談志と最後に会ったのは、亡くなる前年の12月5日、博多だったとか。

「談志門下の生志さんが地元の博多で親子会を開きました。ちょうどその日、僕が博多で独演会をやってて、終演時間が親子会の開演時間だったんです。いつもは終演後にサイン会をやるんですが、お客さまに『談志師匠が博多に来ててそっちへ行きますので、今日はサイン会ができません』とお断りして、会場の博多座に駆け付けました」

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    フジテレビ問題でヒアリングを拒否したタレントU氏の行動…局員B氏、中居正広氏と調査報告書に頻出

  2. 2

    大谷の今季投手復帰に暗雲か…ドジャース指揮官が本音ポロリ「我々は彼がDHしかできなくてもいい球団」

  3. 3

    フジテレビ第三者委の調査報告会見で流れガラリ! 中居正広氏は今や「変態でヤバい奴」呼ばわり

  4. 4

    フジ反町理氏ハラスメントが永田町に飛び火!取締役退任も政治家の事務所回るツラの皮と魂胆

  5. 5

    下半身醜聞ラッシュの最中に山下美夢有が「不可解な国内大会欠場」 …周囲ザワつく噂の真偽

  1. 6

    “下半身醜聞”川﨑春花の「復帰戦」にスポンサーはノーサンキュー? 開幕からナゾの4大会連続欠場

  2. 7

    フジテレビ「中居正広氏に巨額賠償請求」あるか? 「守秘義務解除拒否」でウソ露呈

  3. 8

    今田美桜「あんぱん」に潜む危険な兆候…「花咲舞が黙ってない」の苦い教訓は生かされるか?

  4. 9

    Kōki,『女神降臨』大苦戦も“演技”は好評! 静香ママの戦略ミスは「女優でデビューさせなかった」こと

  5. 10

    高嶋ちさ子「暗号資産広告塔」報道ではがれ始めた”セレブ2世タレント”のメッキ