あだ名は将軍 菊池桃子を射止めた60歳エリート官僚の素性

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 4日、ブログで再婚を発表した女優の菊池桃子(51)。驚いたのは、相手が経産省の次期事務次官候補と目されるエリート官僚だったこと。元アイドルを射止めた経済産業政策局長の新原浩朗氏(60)とは何者なのか。

 福岡出身で東大経済学部を卒業後、1984年に旧通産省に入省。産業組織課長などを歴任し、10年には民主党政権で首相秘書官を務めた。14年からは内閣府大臣官房審議官に。2人の出会いのきっかけは、菊池が15~16年に民間議員として参加した「一億総活躍国民会議」。新原氏は当時、同会議を運営する内閣府の「一億総活躍推進室」で次長を務めていた。

 税金を使った国の会議を“婚活”の場にするのはどうかと思うが、とにかく新原氏は経産省の先輩で安倍首相の懐刀として知られる今井尚哉首相秘書官とベッタリ。ともに教育無償化や働き方改革など安倍首相の肝いり政策を主導した甲斐もあって、昨年7月に経産省に戻り、筆頭格の経済産業政策局長に就いた。

「今年夏の人事では、今井秘書官の“操り人形”として次官に昇進ともっぱらでした。官邸の威光もあって部下には威張り散らし、正直、人望は薄い」(経産省事情通)

 付いたあだ名は「将軍」。還暦を迎えた初婚の次官候補のどこに、菊池は魅了されたのか。

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