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原田曜平マーケティングアナリスト・信州大学特任教授

1977年、東京都生まれ。マーケティングアナリスト。慶大商学部卒業後、博報堂入社。博報堂ブランドデザイン若者研究所リーダーなどを経て、独立。2003年度JAAA広告賞・新人部門賞受賞。「マイルドヤンキー」「さとり世代」「女子力男子」など若者消費を象徴するキーワードを広めた若者研究の第一人者。「若者わからん!」「Z世代」など著書多数。20年12月から信州大特任教授。

ひろゆき氏が提言「国家の未来と個人の幸せは別の話」

公開日: 更新日:

ひろゆき 日本は教育レベルは悪くないので、日本の若者は他国に行って働けばいいと思いますよ。海外のほうが労働条件がよかったりするから、今、僕の周りのエンジニアは海外で働く人たちが増えています。

原田 大きな流れとしてはひろゆきさんのおっしゃるとおりになると思います。ただ、海外で働くには言語は大きな壁ですし、そもそも若者があまり海外に行かなくなっている。

ひろゆき 確かに文化と言語の壁は大きい。日本語はかなり特殊なので。

原田 日刊ゲンダイの読者層である50代以上は国に期待せずに個人で楽しみを見いだしていくしかない? 近著では「社会から孤立している中高年にはウサギを配ればウサギに対する責任感が生まれて社会に属する意味が生まれる」ともおっしゃってます。

ひろゆき 犬でも猫でも動物を飼うのはオススメです。特に趣味がない中高年の人たちは何でもいいのでとにかく楽しみを見つけることから始めてみてはいかがでしょう。繰り返しですが、国家に未来がなくても個人が幸せに生きることは可能なんです。 

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