著者のコラム一覧
二田一比古ジャーナリスト

福岡県出身。大学卒業後、「微笑」(祥伝社)の記者に。その後、「Emma」「週刊文春」(ともに文芸春秋)をはじめ、多くの週刊誌、スポーツ新聞で芸能分野を中心に幅広く取材、執筆を続ける。フリー転身後はコメンテーターとしても活躍。

出会いから5年 ついに百恵&友和の決定的な写真が撮られた

公開日: 更新日:

山口百恵 編(2)

 山口百恵はデビュー翌年の1974年、運命の人、三浦友和と出会う。

 グリコのCMをきっかけに映画「伊豆の踊子」で共演。「爽やかカップル」と好印象で、応援するムードもあった。かつての吉永小百合と浜田光夫、小林旭と浅丘ルリ子のような映画界のベストカップルにも似た雰囲気だった。

 確かな手応えにテレビドラマも「赤い疑惑」などTBSが2人をシリーズで起用。1年の大半を一緒に過ごす異例の形となった。

 当時、周囲のスタッフに取材すると「いつも仲はいいし、息はぴったり」と、いい話しか返ってこない。一緒にいることが当たり前の関係。次第に「ひょっとしたら、付き合っているのでは」という話もまことしやかに流れだす。

 中学から「トリオ」としての活動もしていた森昌子桜田淳子も恋愛の噂はなかったし、あまりピンとこなかったが、百恵には「なにかある」と芸能記者の勘みたいなものがあった。とはいえ、仕事で一緒にいるのは熱愛現場にならない。後に友和は「仕事場がデート場でもあった」と告白していたが、一緒にいる時間が2人の距離を確実に縮めていた。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動