のんが第32回「日プロ大賞」主演女優賞を受賞 「さかなのこ」で“さかなクン”になりきり
第32回日本映画プロフェッショナル大賞(略称「日プロ大賞」)が12日発表され、主演女優賞に、のん(29)が輝いた。映画「さかなのこ」(東京テアトル配給)での演技が評価された。
幼少期から魚が大好きだったミー坊が、たくさんの出会いの中で、魚類博士でタレントのさかなクンになるまでを描いた物語。ミー坊を演じたのんの“被りもの衣装”も見どころのひとつだ。
ここ数年ののんは、こつこつとキャリアを積み上げてきた銀幕の世界での評価が目立つ。昨年公開の主演映画「Ribbon」では脚本と監督も務め、「新藤兼人賞」の最終選考にノミネートされた。
NHK朝ドラ「あまちゃん」のヒロインから10年、紆余曲折あったが、今後もたくましく、また女性としての美しさにも磨きがかかっていきそうだ。
主演女優賞には映画「さすらいのボンボンキャンディ」の影山祐子も受賞した。授賞式は6月17日開催予定。