これは最悪の選択だ…「当事者」の東山紀之を新社長に据えるジャニーズ帝国の傲慢
9月7日の会見に藤島ジュリー景子が出席し、ジャニー喜多川の少年たちに対する性的虐待を正式に認め、自らは辞任し所属タレントの中で最年長の東山紀之を社長に据えた。被害者たちへの補償は自らがやっていくと語った。
ジュリーは東山を社長に据えた理由を、タレントの気持ちもわかりコミュニケーションが取れる人物だからだと答えた。
だが、これは最悪の選択だと思う。なぜなら東山は、ジャニー喜多川の少年虐待をその目で見ている“目撃者”でもあり、ジャニーズJrの加害者でもあったかもしれないからだ。
会見で東山は、失った信頼を取り戻すために命を懸けると抱負を語った。だが、最初の赤旗の記者に始まり、質問の多くが、東山自身がジャニー喜多川に性加害を受けたことはないのか、自らが加害をしたことはないのかに集中した。
中には、本の中に東山の性加害について書いてあるがというものもあった。
一例を挙げる。ジャニーズ性加害問題当事者の会のメンバーの平本淳也が1996年4月に出した「ジャニーズのすべて 少年愛の館」(鹿砦社)の中にこうある。