著者のコラム一覧
ラサール石井タレント

1955年、大阪市出身。本名・石井章雄(いしい・あきお)。鹿児島ラ・サール高校から早大に進学。在学中に劇団テアトル・エコー養成所で一期下だった渡辺正行、小宮孝泰と共にコント赤信号を結成し、数多くのバラエティー番組に出演。またアニメの声優や舞台・演劇活動にも力を入れ、俳優としての出演に留まらず、脚本・演出も数多く手がけている。石井光三オフィス所属。

ジャニーズ事務所の“圧力手法”をマネ…安倍政権以来の官邸の横暴が日本を滅ぼす

公開日: 更新日:

「テニミュ」ブームは「イケメン」というジャンルを開拓し、ジャニーズに気兼ねして男性アイドル育成に及び腰だった他のプロダクションも次々に「2.5次元」スターを世に送り出し始めた。

 思えばこの頃からジャニーズ帝国独裁に陰りが見え始めた。決定打はSMAPのマネジャーだった飯島三智氏をクビにしたことであろう。もし飯島氏が社長を継いでいたら現在のようにはならなかったかもしれない。

■政権に批判的なコメンテーターはテレビからいなくなった

 そして「あんなのは出さないほうが」と電話するジャニーズの手法を真似した者たちがいた。安倍政権である。

 武田砂鉄氏のラジオで池上彰さんが最近言っていた。

「安倍政権に対する批判的なコメントをする人がいたり、ニュースの原稿の中にそういうことがあると必ず抗議が来るんですね、官邸から。ほぼ毎日」

 その中で、報道ステーションから古賀茂明氏が降ろされ、青木理氏は羽鳥慎一モーニングショーを、TBSでは岸井成格氏が降板した。気付けばテレビには、古市憲寿、成田悠輔、東国原英夫立川志らくなど、政権擁護しかしない面々ばかりで、批判的なコメンテーターはいなくなった。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    無教養キムタクまたも露呈…ラジオで「故・西田敏行さんは虹の橋を渡った」と発言し物議

  2. 2

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  3. 3

    吉川ひなのだけじゃない! カネ、洗脳…芸能界“毒親”伝説

  4. 4

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  5. 5

    竹内結子さん急死 ロケ現場で訃報を聞いたキムタクの慟哭

  1. 6

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 7

    木村拓哉"失言3連発"で「地上波から消滅」危機…スポンサーがヒヤヒヤする危なっかしい言動

  3. 8

    Rソックス3A上沢直之に巨人が食いつく…本人はメジャー挑戦続行を明言せず

  4. 9

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 10

    立花孝志氏『家から出てこいよ』演説にソックリと指摘…大阪市長時代の橋下徹氏「TM演説」の中身と顛末