著者のコラム一覧
桧山珠美コラムニスト

大阪府大阪市生まれ。出版社、編集プロダクションを経て、フリーライターに。現在はTVコラムニストとして、ラジオ・テレビを中心としたコラムを執筆。放送批評誌「GALAC」に「今月のダラクシー賞」を長期連載中。

NHK朝ドラ「ブギウギ」ヒロイン趣里には3つの“ストロングポイント”がある

公開日: 更新日:

親の七光と言われることも多かったが

 これまで水谷豊伊藤蘭の娘ということで、2世芸能人くくりで語られることも多く、親の七光呼ばわりされることも多かった趣里。それが嫌だと反発しているという記事も何度か見掛けた。主演映画「生きてるだけで、愛。」の中でヌードを披露した際も父親への反発からと書かれていたが、それは反発ではなく、女優としての覚悟によるものだと今改めて思う。

 そういえば、水谷が週刊誌で娘への思いを語ったが、スズ子をたくましく演じる愛娘を褒めてあげたい気持ちなのでは。

 これまで趣里をこんなにまじまじ見ることがなかったので、スズ子を演じる趣里の声もだが、ふとした瞬間に「ランちゃんに似てるなあ」と思うこともしばしば。キャンディーズ世代の視聴者からはランちゃんの娘さんと、親しみをもって見られているのではないか。

 そのランちゃん、娘の七光(!?)で46年ぶりの紅白出場も決まった。母娘の共演が楽しみだ。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  2. 2

    野呂佳代が出るドラマに《ハズレなし》?「エンジェルフライト」古沢良太脚本は“家康”より“アネゴ”がハマる

  3. 3

    岡田有希子さん衝撃の死から38年…所属事務所社長が語っていた「日記風ノートに刻まれた真相」

  4. 4

    「アンメット」のせいで医療ドラマを見る目が厳しい? 二宮和也「ブラックペアン2」も《期待外れ》の声が…

  5. 5

    ロッテ佐々木朗希にまさかの「重症説」…抹消から1カ月音沙汰ナシで飛び交うさまざまな声

  1. 6

    【特別対談】南野陽子×松尾潔(3)亡き岡田有希子との思い出、「秋からも、そばにいて」制作秘話

  2. 7

    「鬼」と化しも憎まれない 村井美樹の生真面目なひたむきさ

  3. 8

    悠仁さまの筑波大付属高での成績は? 進学塾に寄せられた情報を総合すると…

  4. 9

    竹内涼真の“元カノ”が本格復帰 2人をつなぐ大物Pの存在が

  5. 10

    松本若菜「西園寺さん」既視感満載でも好評なワケ “フジ月9”目黒蓮と松村北斗《旧ジャニがパパ役》対決の行方