認知症を早期発見する「脳萎縮解析検査」のスゴさ
「動脈硬化が進んでいる人は、脳血管障害などを起こしやすく、当然ながら、それによる認知症のリスクは高くなります。糖尿病が悪化している人は、やはり認知機能が低下しやすい。脳の萎縮だけを気にするのではなく、トータルで、認知症予備群かどうかを調べた方がいい」
■40代で一度受けるといいい
認知症は「完治」はできないが、早期発見・早期治療によって、進行を遅らせることができる。自分の脳の現状を知ることで、予防にも役立てられる。
事実、脳萎縮解析検査をきっかけに、認知症予防のために、適度な運動を心掛けたり、食生活を改善したりするなどして、動脈硬化対策に努めるようになる人は少なくないという。
「40代で一度受けることをお勧めします。異常なしなら次は5年後で問題ないでしょう」