体が休まり疲れも取れる 「うつぶせ睡眠」はメリット多し

公開日: 更新日:

 うつぶせ寝の基本姿勢は、まず顔を左右どちらかに向け、枕の端に乗せる。顔を向けている側の腕と足を窮屈にならない程度に曲げ、反対側の腕と足は伸ばす。

 この寝姿勢をつくった時に、体と布団の間に隙間があると無理な体勢になる。胸の下や脇にクッションやタオルなどを入れ、自然に呼吸がしやすくなるように高さを調節する。

「寝ている最中に寝返りをうって、横向きやあおむけになっても問題ありません。睡眠は眠り始めてから最初の15~30分が重要で、そこさえうつぶせで眠ることができれば、深い睡眠や疲労回復につながります。また、最初は多少窮屈に感じても2週間は続けて様子を見てください。寝姿勢を変えると、呼吸する際に使う筋肉の動きも変わります。その動きを学習するまで時間が必要なのです」(菅原氏)

 自力で起き上がったり、顔を横に向ける動きができない人の場合はうつぶせ寝は厳禁。窒息する危険がある。

 また、それでもあおむけの方が自然に眠れるという人は、無理にうつぶせに寝る必要はない。睡眠に不満がある人は、まずはうつぶせ寝を試してみてはどうだろうか。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    菊間千乃氏はフジテレビ会見の翌日、2度も番組欠席のナゼ…第三者委調査でOB・OGアナも窮地

  2. 2

    “3悪人”呼ばわりされた佐々木恭子アナは第三者委調査で名誉回復? フジテレビ「新たな爆弾」とは

  3. 3

    フジテレビ問題でヒアリングを拒否したタレントU氏の行動…局員B氏、中居正広氏と調査報告書に頻出

  4. 4

    フジテレビ“元社長候補”B氏が中居正広氏を引退、日枝久氏&港浩一氏を退任に追い込んだ皮肉

  5. 5

    フジ調査報告書でカンニング竹山、三浦瑠麗らはメンツ丸潰れ…文春「誤報」キャンペーンに弁明は?

  1. 6

    おすぎの次はマツコ? 視聴者からは以前から指摘も…「膝に座らされて」フジ元アナ長谷川豊氏の恨み節

  2. 7

    大阪万博を追いかけるジャーナリストが一刀両断「アホな連中が仕切るからおかしなことになっている」

  3. 8

    NHK新朝ドラ「あんぱん」第5回での“タイトル回収”に視聴者歓喜! 橋本環奈「おむすび」は何回目だった?

  4. 9

    歌い続けてくれた事実に感激して初めて泣いた

  5. 10

    フジ第三者委が踏み込んだ“日枝天皇”と安倍元首相の蜜月関係…国葬特番の現場からも「編成権侵害」の声が