厚労省データで最少 がんにならない生き方を沖縄県に学ぶ
因果関係は不明だが、食道がんの患者は熱い食べ物を好む人や高身長の人に多いことが統計上、分かっている。沖縄は温暖のため熱い食べ物に固執しない。県民の身長も低い。2014年の「学校保健統計調査」によると、17歳の男女はどちらも全国で最下位だった。このほか、果物を食べる習慣が浸透していることもがん予防につながっている。
「サラリーマンも沖縄県の人を見習って塩分を減らし、なるべく外出するようにすれば、がんのリスクを下げることができます。食道がんが心配な人は熱い飲食物を避け、咽頭がんや肺がんが心配なら食後のデザートに果物を食べるのがいいでしょう」(米山公啓氏)
がんが心配なら沖縄に移住してのんびり暮らしたほうがいいかも。