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シェリー めぐみジャーナリスト、ミレニアル・Z世代評論家

NY在住33年。のべ2,000人以上のアメリカの若者を取材。 彼らとの対話から得たフレッシュな情報と、長年のアメリカ生活で培った深いインサイトをもとに、変貌する米国社会を伝える。 専門分野はダイバーシティ&人種問題、米国政治、若者文化。 ラジオのレギュラー番組やテレビ出演、紙・ネット媒体への寄稿多数。 アメリカのダイバーシティ事情の講演を通じ、日本における課題についても発信している。 オフィシャルサイト:https://genz-nyc.com

インフルエンザ対策にマスク ファッショナブルと称賛の声も

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 アメリカでもインフルエンザが猛威をふるっています。8万人が亡くなった前シーズンの大流行ほどではないとのことですが、米疾病対策センターによれば、全米50州のうち、36州で大流行。昨年10月から1月中旬までに合計1140万人がかかったとのことです。

 中でも、最低気温がマイナス30度近くまで下がる記録的な寒波に襲われている中西部が、最も大きな影響を受けているとみられ、ミズーリ州では、今シーズンに肺炎とインフルエンザで死亡した人が、合わせて630人という驚きの数字が発表されています。

 日本と同様、あらゆるメディアがインフルエンザや風邪の対策を呼びかけています。最善の方法はやはり予防接種ですが、アメリカ人が好きな民間療法にも言及。例えば、ビタミンCと亜鉛入りのサプリ、グルコン酸亜鉛のトローチ、ハーブの一種エキナセアの喉スプレー、腸の調子を整える乳酸菌サプリなどは、劇的な効果はないものの、抵抗力を高めたり、症状の軽減のために上手に使うことをお勧めしています。

 そして、もしインフルエンザにかかってしまったら、感染拡大を防ぐために学校や仕事を休むのは当然。どうしても外出の必要がある時や、家族にうつさないよう、家の中でも着用を提案しているのがマスクです。

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