著者のコラム一覧
小林ひろみメノポーズカウンセラー

メノポーズカウンセラー。NPO法人更年期と加齢のヘルスケア会員。潤滑ゼリーの輸入販売会社経営の傍ら、更年期に多い性交痛などの相談に乗る。

年を重ねてもセックスを楽しみたい…潤滑ゼリーが役立つ

公開日: 更新日:

 女性の肌のハリやみずみずしさを保っているのは女性ホルモンであるエストロゲン。更年期以降、エストロゲンの減少が始まると、肌が乾燥するのは自然なことです。

 妻が40代半ば以降からセックスを嫌がるようになった……。もしそう感じているなら、理由は膣内の乾燥による性交痛にあるのかもしれません。エストロゲンの減少で、性的に興奮すると出てくる分泌液が減り、膣内部も乾燥傾向になるのです。程度の差はあれ、更年期以降の女性なら、だれでも起こりうる症状のひとつです。

 いつまでも夫婦でセックスを楽しみたい。そういう場合には、膣に潤いを足す「潤滑ゼリー」という選択肢があることを、ぜひ知っていただきたいと思います。年だからとセックスをあきらめる必要はありません。 

 潤滑ゼリーは、日本ではドラッグストアやネットで購入できます。ただし、粘り気が強く糸を引くようなアダルトローションは、使用すると膣の水分を吸収し、かえって乾燥を進行させるので要注意です。

 膣内の潤いを足したければ「潤滑ゼリー」、または「潤滑xx」、海外製なら「Personal Lubricants」と書かれているものを購入しましょう。潤滑ゼリーを使用してもつらい、あるいは出血を伴う場合は、婦人科の受診をお勧めします。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    元グラドルだけじゃない!国民民主党・玉木雄一郎代表の政治生命を握る「もう一人の女」

  2. 2

    深田恭子「浮気破局」の深層…自らマリー・アントワネット生まれ変わり説も唱える“お姫様”気質

  3. 3

    火野正平さんが別れても不倫相手に恨まれなかったワケ 口説かれた女優が筆者に語った“納得の言動”

  4. 4

    粗製乱造のドラマ界は要リストラ!「坂の上の雲」「カムカムエヴリバディ」再放送を見て痛感

  5. 5

    東原亜希は「離婚しません」と堂々発言…佐々木希、仲間由紀恵ら“サレ妻”が不倫夫を捨てなかったワケ

  1. 6

    綾瀬はるか"深田恭子の悲劇"の二の舞か? 高畑充希&岡田将生の電撃婚で"ジェシーとの恋"は…

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    “令和の米騒動”は収束も…専門家が断言「コメを安く買える時代」が終わったワケ

  4. 9

    長澤まさみ&綾瀬はるか"共演NG説"を根底から覆す三谷幸喜監督の証言 2人をつないだ「ハンバーガー」

  5. 10

    東原亜希は"再構築"アピールも…井上康生の冴えぬ顔に心配される「夫婦関係」