【足】足裏にタコやウオノメが…それは膝・腰痛のシグナル

公開日: 更新日:

 靴の見直しと同時に、足関節のストレッチを習慣にするといい。足関節は年を取るほど硬くなり、特にガニ股の人は柔軟性が悪いという。

「足関節のストレッチは椅子に座り、片足をくの字にして太ももの上に乗せ、足指に手の指を交互に組みます。そして、足首を上下に反らしたり、足首を回転させる。さらに足指の根元の関節を上下に反らします。これをアキレス腱伸ばしとセットで、1日に朝晩の2回やるといいでしょう。また椅子に座り、ゴルフボールを足裏でゴロゴロさせ、足指だけでボールを持ち上げることもストレッチ運動になります」

 かかとの角質が厚くなり、ガサガサに荒れたり、ひび割れたりするのもよくあるトラブルだ。かかとの角質が厚くなる理由もタコやウオノメと同じ。かかとは立った状態では体重の70%がかかるので、常に圧迫されている。さらにサイズの合っていない靴を履いていると摩擦が発生して、その刺激で硬くなったり、割れやすくなる。

■風呂上がりに保湿クリームを塗る


 乾燥しているのも原因のひとつ。体の他の皮膚の部分は皮脂腺があり、皮脂と汗の混じり合った天然の保湿剤が水分の蒸発を防いでいる。ところが足裏には皮脂腺がない。裸足になると足裏がベタベタするのは汗のせいで、脂がないので汗だけで保湿することになり、汗のかかない環境では乾燥してしまう。硬くなったかかとを軽石などでこする人がいるが、やり過ぎると傷つけるので勧めないという。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    菊間千乃氏はフジテレビ会見の翌日、2度も番組欠席のナゼ…第三者委調査でOB・OGアナも窮地

  2. 2

    “3悪人”呼ばわりされた佐々木恭子アナは第三者委調査で名誉回復? フジテレビ「新たな爆弾」とは

  3. 3

    フジテレビ問題でヒアリングを拒否したタレントU氏の行動…局員B氏、中居正広氏と調査報告書に頻出

  4. 4

    フジテレビ“元社長候補”B氏が中居正広氏を引退、日枝久氏&港浩一氏を退任に追い込んだ皮肉

  5. 5

    フジ調査報告書でカンニング竹山、三浦瑠麗らはメンツ丸潰れ…文春「誤報」キャンペーンに弁明は?

  1. 6

    おすぎの次はマツコ? 視聴者からは以前から指摘も…「膝に座らされて」フジ元アナ長谷川豊氏の恨み節

  2. 7

    大阪万博を追いかけるジャーナリストが一刀両断「アホな連中が仕切るからおかしなことになっている」

  3. 8

    NHK新朝ドラ「あんぱん」第5回での“タイトル回収”に視聴者歓喜! 橋本環奈「おむすび」は何回目だった?

  4. 9

    歌い続けてくれた事実に感激して初めて泣いた

  5. 10

    フジ第三者委が踏み込んだ“日枝天皇”と安倍元首相の蜜月関係…国葬特番の現場からも「編成権侵害」の声が