【足】足裏にタコやウオノメが…それは膝・腰痛のシグナル

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 靴の見直しと同時に、足関節のストレッチを習慣にするといい。足関節は年を取るほど硬くなり、特にガニ股の人は柔軟性が悪いという。

「足関節のストレッチは椅子に座り、片足をくの字にして太ももの上に乗せ、足指に手の指を交互に組みます。そして、足首を上下に反らしたり、足首を回転させる。さらに足指の根元の関節を上下に反らします。これをアキレス腱伸ばしとセットで、1日に朝晩の2回やるといいでしょう。また椅子に座り、ゴルフボールを足裏でゴロゴロさせ、足指だけでボールを持ち上げることもストレッチ運動になります」

 かかとの角質が厚くなり、ガサガサに荒れたり、ひび割れたりするのもよくあるトラブルだ。かかとの角質が厚くなる理由もタコやウオノメと同じ。かかとは立った状態では体重の70%がかかるので、常に圧迫されている。さらにサイズの合っていない靴を履いていると摩擦が発生して、その刺激で硬くなったり、割れやすくなる。

■風呂上がりに保湿クリームを塗る


 乾燥しているのも原因のひとつ。体の他の皮膚の部分は皮脂腺があり、皮脂と汗の混じり合った天然の保湿剤が水分の蒸発を防いでいる。ところが足裏には皮脂腺がない。裸足になると足裏がベタベタするのは汗のせいで、脂がないので汗だけで保湿することになり、汗のかかない環境では乾燥してしまう。硬くなったかかとを軽石などでこする人がいるが、やり過ぎると傷つけるので勧めないという。

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