著者のコラム一覧
小林ひろみメノポーズカウンセラー

メノポーズカウンセラー。NPO法人更年期と加齢のヘルスケア会員。潤滑ゼリーの輸入販売会社経営の傍ら、更年期に多い性交痛などの相談に乗る。

肌の乾燥がひどくて手も足もガサガサ…女性ホルモンが関係

公開日: 更新日:

 スーパーのレジで会計を済ませ、かごにあるお豆腐を備えつけのビニール袋に入れようとしたら、袋の口が開かない。いくら手でこすっても、手が乾燥していて開けられない――。男女ともにこの季節のあるあるではないでしょうか。若い頃は手の水分が十分にあり、ビニール袋の口を開けることに苦労したことなんてなかった私ですが、今はもう必死にならないと開けられません。

 乾燥しているのは、手のひらだけではありません。友人のSさんは、ストッキングを脱ぐ時に足のスネから白い皮膚の乾燥粉がパラパラと出るのが悩みで、そっと脱ぐように心掛けていると言います。

 先日、同い年の女性カメラマンと仕事をした時は、彼女は私に「最近、この季節は手のささくれがひどいの」と、今にも血が出てきそうに、けば立ったささくれを見せてくれました。

 ズボンのウエスト辺りも衣類の摩擦と乾燥でかゆい。下着が当たる背中を、気が付くとボリボリとかいているのに気がつくことも……。

 女性ホルモンのエストロゲンが肌の水分や弾力を豊かにする役割があるため、閉経でエストロゲンが減少すると体全体が乾燥傾向になります。若い頃はボディーの乾燥が気にならなかった方も、年齢とともに乾燥が進むのは自然なことなのです。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    美川憲一「もういいわ」和田アキ子「ありえない」…切り捨てた重鎮に見捨てられたNHK紅白の末路

  2. 2

    「重圧は言い訳にならない」とバッサリ、体操界レジェンド池谷幸雄氏が語る「エース不在」の影響

  3. 3

    オリンピアンの大甘同情論に透ける「特権意識」…血税注ぎ込まれているだけに厳罰必至の当然

  4. 4

    悠仁さまが“定員3人”の狭き門・筑波大AC入試も余裕でクリアできるワケ…9月初めにも明らかに?

  5. 5

    体操界は飲酒喫煙「常態化」の衝撃…かつてスポンサー企業もブチギレていた!

  1. 6

    パリ五輪辞退の宮田笙子は再起できるのか…境遇が重ねられるバトミントン桃田賢斗はその後

  2. 7

    ひっそりと存在消された NHK“車上不倫”人気アナカップル

  3. 8

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  4. 9

    美川憲一がジャニー氏性加害問題に言及した重み…“オネエキャラ”転身までの苦難の道のり

  5. 10

    スピードワゴン小沢一敬は松本人志と一蓮托生で復帰不可能か…幸せの骨頂の相方とは絶望的格差