血栓が一因…新型コロナで「じんましん」が出るケースも

公開日: 更新日:

「薬による治療はステップ1から3まであり、効き目を見ながら次のステップに進んでいきます。当院には重症患者も来ますが、ステップ3までの治療で大体、9割が良くなります。薬で症状を抑えられるようになったら、時間をかけて薬を減らし、薬なしでも症状が出ないようにまで持っていきます」(葉山惟大氏)

 じんましんで最初に使われる薬は、花粉症などにも使う抗ヒスタミン剤だ。市販薬としても売っているが、「抗ヒスタミン剤は眠くなるから使いづらい」という人もいる。その場合、第1世代と呼ばれる古いタイプの抗ヒスタミン剤を使っている可能性大。第2世代の非鎮静型抗ヒスタミン剤なら、眠気などの副作用は少ない。

 いずれにせよ、繰り返し起こるじんましんをきちんと治すには、専門医に診てもらうのが一番。じんましんの治療に力を入れている皮膚科を探すべきだ。なお、「じんましんが内科の病気の症状かも」と心配する人がいるが、「肝臓や腎臓が悪いのでじんましんが出るということは少ないです。ただし、膠原病の一症状であるケースはありますので、微熱や関節痛を伴う時は要注意です」(葉山惟大氏)とのこと。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ソフトB悪夢の本拠地3連敗「2つの敗因」…26イニング連続無得点よりも深刻なチーム事情

  2. 2

    巨人今季3度目の同一カード3連敗…次第に強まる二岡ヘッドへの風当たり

  3. 3

    石井琢朗コーチが三浦監督との《関係悪化説》を払拭、「ピエロ」を演じたCS突破の夜

  4. 4

    3人の婚外子…菊川怜の夫・穐田誉輝氏“暴かれたスネの傷”

  5. 5

    ソフトバンク 投手陣「夏バテ」でポストシーズンに一抹の不安…元凶はデータ至上主義のフロントか

  1. 6

    橋本環奈のパワハラ疑惑のこと? 嵐・二宮和也の正月番組のワンシーンが視聴者の間で物議

  2. 7

    橋本環奈《山本舞香と友達の意味がわかった》 大御所芸人に指摘されていたヤンキー的素地

  3. 8

    大谷翔平は来季副収入100億円ガッポリ、ド軍もホクホク! 悲願の世界一で証明した圧倒的経済効果

  4. 9

    夏菜の二の舞か?パワハラ疑惑&キス写真で橋本環奈に試練…“酒浸り”イメージもそっくり

  5. 10

    いまや大谷ドジャースこそ「悪の帝国」だ…カネ&人気&裏技フル活用でタンパリング疑惑まで