<3>鼻水、咳、微熱…最初の異変から入院後高熱にうなされるまで

公開日: 更新日:

 自宅に帰り、検査結果を待つ。熱は36・7℃。母も35・7℃で、夜の熱は午前中いったん落ち着いている。

 昼12時。医師から「陽性」との連絡が入った。コロナ隔離病棟は満床だったが、調整いただくことに。ただし入院先が病院になるかどうかは、保健所判断となる。医師から保健所へのコロナ発生届けには、「肺の画像から重症化も視野に入る中等症。同居の高齢の母と隔離が必要のため入院も視野」と記載された。感染源は不明。濃厚接触者は母のみ。医師いわく、同じレストランで隣の隣のテーブルから感染した事例もあるとのこと。無症状感染者も街には多くいるだろう。

■同居の母も1日遅れで同じ症状に

 13時。母が近隣クリニックでPCR検査(唾液)を受ける。結果は2、3日かかる。

 14時。保健所から連絡。母と同居の事情を説明し、長く付き合いのある病院を希望した。

 16時30分。再び保健所から連絡があり、病院への入院が確定。明日朝9時半に保健所の白い車が迎えに来る。「ドアは手で触れないように」と言われる。

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