ワクチン3回目接種後死亡225件のうち、29件以上が風呂場で異変…65歳以上は要注意
統計は数字の取り方によって大きく変わる。日常的に経験することだが新型コロナワクチンの接種後死亡報告でも同じだ。
厚労省が6月10日に開催した、新型コロナワクチンの接種と副反応との関連性を議論する専門部会に提出された資料を先週紹介した。
それによると、予防接種開始(2021年2月17日)から22年5月27日までに新型コロナワクチン接種後の死亡として報告された事例は1742件(ファイザー社製1586件、モデルナ社製155件、アストラゼネカ社製1件)。そのうち3回目接種後死亡報告例は225件(ファイザー社製141件、モデルナ社製84件)だった。
その中で、「溺死・溺水」は9件で、風呂場の死亡はこれのみと想像されがちだが、「死因等(報告者による見解・考察等)」に記載されていた数字。新型コロナワクチン接種後に死亡として報告された事例の一覧(2021年2月17日~22年5月27日の報告分)の中から、「入浴中」「浴槽で発見」など、入浴中の異変(脱衣場例を含む)を調べると、少なくとも29件(ファイザー社製14件、モデルナ社製15件)が見つかった。