【細菌性食中毒】皮膚に常在する黄色ブドウ球菌は増殖の際に毒素を発生
黄色ブドウ球菌による食中毒の症状は、多くの場合、半日程度で改善していきます。症状の原因が細菌自体ではなく、細菌の出す毒素によるものなので、抗菌薬を使用しても症状が改善することはありません。基本的には治療しなくても自然に治る病気ですが、症状が強い場合は対症療法を行います。
おにぎりを握る時は、手指消毒を行った後、ラップやビニール手袋を使って握るべきです。また、出来上がったおにぎりを温度の高い場所で長時間保管することも避けたほうがいいでしょう。