コロナワクチン副反応 厚労省が新たに100人の医療費・医療手当を認定
ちなみに、同分科会は否認理由を「①予防接種と疾病との因果関係について否定する明確な根拠はないが、通常の医学的見地によれば否定する論拠がある②予防接種と疾病との因果関係について否定する明確な根拠がある③疾病の程度は、通常起こりうる副反応の範囲内である④障害の程度は、政令に定められる障害に相当しない⑤因果関係について判断するための資料が不足しており、医学的判断が不可能である」と分類しているが、今回否認の13件は①2件、③11件を否認理由に挙げた。
新型コロナワクチン接種がスタートして10月27日で1年8カ月以上が経過。この間、3.3億回を超えるワクチン接種が行われ、厚労省には医療機関からだけでも3万4828件(9月4日まで)の副反応疑いと1881件の接種後死亡(同23日まで)が報告されている。
同分科会は認定にあたっては、事例ごとに「厳密な医学的な因果関係までは必要とせず、接種後の症状が、予防接種によって起こることを否定できない場合も対象」との考え方に基づき審査しているとしている。