新学期が始まってもダラダラ…一家の「社会的時差ボケ」をどう解消するか?
「就寝前にこうした画面を見ると、画面から出る青色光が脳への刺激となって睡眠が抑制されることがわかっています。最近は、寝付けないからと、こうした端末機器で動画を寝落ちするまで見る人がいますが、それは社会的時差ボケを助長することになるので控えましょう。子供がそうした機器を使っていなくても、隣で寝かしつけている親の端末画面の青色光を浴びていることもあります」
朝はしっかり光を浴びることも重要だという。
「太陽光と食事は、時間のずれをリセットするのに大きな力を発揮しています。ですから朝起きたら、カーテンを開けてしっかり朝日を浴びましょう。食事は家族で一緒に食べるようにしましょう。また、アイスクリームやジュース、お菓子など糖質の多い食べ物は血糖値を上げて良質な睡眠を妨げる恐れがあります。朝食後に食べるといいでしょう」
社会的時差ボケは放っておくと、子供の肥満や学力低下につながるとの話もある。4月の間に矯正しておきたいものだ。