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古谷彰子愛国学園短期大学准教授

早稲田大学大学院卒。早稲田大学時間栄養学研究所招聘研究員、愛国学園短期大学准教授、アスリートフードマイスター認定講師。「食べる時間を変えれば健康になる 時間栄養学入門」「時間栄養学が明らかにした『食べ方』の法則」(ともにディスカヴァー・トゥエンティワン)などがある。

【ズワイガニ】疲労回復に役立つ栄養素が豊富な冬を代表する味覚

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 さらにズワイガニは、動脈硬化や皮膚・血管の老化を防いでくれるとされる抗酸化物質のアスタキサンチンを効率的に摂取できる食材でもあるのです。アスタキサンチンの抗酸化力はトマトに含まれるリコペンの1.6倍、緑黄色野菜に多く含まれるβカロテンの4.9倍とトップクラスの力を誇っています。糖尿病患者を対象にした実験では、アスタキサンチンを3週間取ってもらうことで酸化ストレス物質が少なくなったり、抗酸化酵素が増加した報告があります。

 アスタキサンチンはDHAやEPAと一緒に摂取することで、免疫機能を改善し、血管疾患や感染症のリスクから体を守る働きも期待されています。サバやブリ、サンマやマグロなどの魚と一緒に食べてみるのもおすすめですよ!

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