ネックといえば、価格の高さか。デュピクセント以外の生物学的製剤、JAK阻害薬も、従来薬と比べて高額。ただ、高額療養費制度が受けられる。小児では、健康保険が適用される医療費や薬代は無料となる。
「どの薬が合うかは患者さんそれぞれなので、医師との相談の上、決定する形になります。いずれにしろ、この5年でアトピー性皮膚炎の治療の選択肢は一気に増えました。『どうせ良くならない』と諦めていた人も、アトピー性皮膚炎をしっかり診ている皮膚科にぜひ足を向けて欲しい」
かゆみがなくなり、ぐっすり眠れるようになった。諦めていたことができるようになった。そんな声が、小西院長の元に多数届けられているそうだ。