「玄関ドアの郵便受けに新聞がたまっている」は重要な情報
このように診療する臨床の現場で、患者さんの生活全般を意識しながら提案するということは、病院で働いている医師とはまた違ったある種の生活アドバイザーとしての能力や知識が求められています。今後ますますその傾向は強まっていくことだと考えます。
社会のセーフティーネットとしての役割を担う在宅医療。どこまで患者さんに寄り添う訪問診療を行えるかで、社会への貢献度が大きく変わる。そんな意識を常に念頭に置き、診察するようにしています。