マジシャン矢神潤さんは白血病など4回の命の危機を乗り越えた

公開日: 更新日:

 あとは集中できることを見つけ、病気のことを考えないようにする。また特に大事なのは、人と話して笑うことです。笑うと免疫力が上がるといわれています。落ち込むと声を出さなくなってしまいます。なので、声を出すこと、笑うことです。さらに「病気は治って当たり前」の気持ちで治ってからのことを考えるようにしました。たとえば、僕は生モノが禁止だったので、「治ったらお寿司を吐くくらいまで食ってやる!」と思っていました(笑)。

 このように気持ちを前に向かせることによって、僕は病気を克服することができました。でも、もちろん家族や仲間にもたくさん助けていただきました。本当に感謝しています。特に妻には凄く助けられました。

 現在の活動ですが、難病は治ることはないので、うまく付き合いながらマジシャンを続けています。全国各地でマジックショーをして、皆さんに笑顔を届けています。また、最近では僕の病気の経験を基に、命の大切さや病気になった時の心の持ち方、前を向かせる方法などをお話しさせていただく講演家としても活動しています。


 マジックショーをして皆さんが笑顔になってくれると僕も元気になれます! 僕にとってマジックは最高の薬だと思っています。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    僕の理想の指導者は岡田彰布さん…「野村監督になんと言われようと絶対に一軍に上げたる!」

  2. 2

    小泉進次郎氏「コメ大臣」就任で露呈…妻・滝川クリステルの致命的な“同性ウケ”の悪さ

  3. 3

    綱とり大の里の変貌ぶりに周囲もビックリ!歴代最速、所要13場所での横綱昇進が見えてきた

  4. 4

    永野芽郁は映画「かくかくしかじか」に続きNHK大河「豊臣兄弟!」に強行出演へ

  5. 5

    永野芽郁“”化けの皮”が剝がれたともっぱらも「業界での評価は下がっていない」とされる理由

  1. 6

    元横綱白鵬「相撲協会退職報道」で露呈したスカスカの人望…現状は《同じ一門からもかばう声なし》

  2. 7

    関西の無名大学が快進撃! 10年で「定員390人→1400人超」と規模拡大のワケ

  3. 8

    相撲は横綱だけにあらず…次期大関はアラサー三役陣「霧・栄・若」か、若手有望株「青・桜」か?

  4. 9

    「進次郎構文」コメ担当大臣就任で早くも炸裂…農水省職員「君は改革派? 保守派?」と聞かれ困惑

  5. 10

    “虫の王国”夢洲の生態系を大阪万博が破壊した…蚊に似たユスリカ大量発生の理由