著者のコラム一覧
荒井宏幸クイーンズ・アイ・クリニック院長

クイーンズ・アイ・クリニック院長。医学博士・眼科専門医。医療法人社団ライト理事長。みなとみらいアイクリニック主任執刀医。防衛医科大学校非常勤講師。

開封して数カ月経った目薬は中身が腐っている可能性あり

公開日: 更新日:

 市販の目薬の使用期間はほとんどが開封してから1カ月程度。期間が過ぎたなら、たとえ残っていても処分してください。開封してから3カ月も4カ月も経過した目薬は防腐剤の効果が切れて、液体が腐敗している可能性があります。

 眼科から処方された目薬には保存期間がさらに短いものがあります。なぜなら、それらには防腐剤が入っていないからです。

 受診した眼科の医師や、または総合薬局に受け取りに行った際、薬剤師から「1週間で使い切ってください」「定められた回数で使用した後、目薬が残っていても処分してください」というような説明を受けているかと思います。それもあってか、「眼科から出た目薬は長く使えない」という意識を持っている人は多いように感じます。

 でも市販の目薬となると違ってくる。開封してから長期間使用する人が多いのです。

 例えば、ものもらいなどができたときに使用する抗菌用の目薬。ドラッグストアで手軽に購入できるため、とくに誰からも使用方法の説明を受けません。

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