1973年発売の「あずきバー」が年々硬くなっているって本当? 井村屋に聞いた
毎月1日は「あずきの日」。日本には昔から旧暦の1日と15日にあずきご飯を食べる習慣があり、これにちなんで井村屋グループが制定した。
井村屋といえば、「あずきバー」(1973年発売)が思い浮かぶが、2021年には過去最高の年間販売3億本を突破し、もはや国民食といっても過言ではない。
さて、このあずきバー、なぜ歯が立たないくらい硬いのか?
「硬い理由としては次の3点です。(1)空気の含有量が少ない(2)乳原料を使用していない(3)添加物を使用していない。(1)について、アイスは空気を含ませながら凍らせることにより、軽い食感や口どけがなめらかになります。一方、あずきバーは素材の味わいを生かし、あずきの風味を楽しんでいただきたい思いから、あえて空気を含ませずに凍らせています。他も同様に、あずき本来の風味を楽しんでいただきたいという思いから使用しておりません」(広報担当者)
■昔と比べると硬さが増しているのは「事実」